マンションを買うときや住み続けるとき、「このマンション、あと何年くらいもつの?」と気になることはありませんか?今回は、マンションの耐用年数や寿命を延ばすコツについて、わかりやすく解説します!

耐用年数とは?マンションの寿命はどれくらい?
耐用年数とは、「建物が問題なく使える期間」のこと。でも、これはあくまで目安で、定期的に修繕・メンテナンスをすればもっと長く住むことができます。
マンションの構造ごとの耐用年数
マンションの耐用年数は、建物の構造によって異なります。
- 鉄筋コンクリート造(RC造):約47年(法定耐用年数)
- 鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造):約47年(法定耐用年数)
- 鉄骨造(S造):約34年(法定耐用年数)
ただし、これらは税制上の目安であり、実際には適切な管理をすれば50年、60年、さらには100年持つマンションもあります!
マンションの寿命を延ばすためのポイント
法律上の耐用年数とは別に、マンションの寿命を延ばすためには、次のようなポイントが重要です。
1. 管理組合の修繕計画がしっかりしているか
大規模修繕工事(外壁補修、防水工事、給排水管の交換など)が計画的に実施されているかが大事です。管理組合の修繕計画を確認しましょう。
2. 耐震性や建築品質
1981年の「新耐震基準」以降に建てられたマンションは耐震性が高くなっています。また、施工が丁寧なマンションは、劣化しにくい傾向があります。
3. 環境や立地条件の影響
海の近くや湿気の多い場所では、塩害や劣化が進みやすくなります。一方で、風通しがよく日当たりのいいマンションは、建物が長持ちしやすいです。
マンションを長持ちさせるためにできること
マンションの寿命を延ばし、資産価値を守るために、以下のことを意識しましょう。
- 修繕積立金が適正に管理されているか確認する
- しっかりとした修繕計画があるか、積立金が不足していないかチェックしましょう。
- 定期的なメンテナンスを行う
- 共有部分だけでなく、専有部分(室内)の設備(排水管や壁、窓サッシなど)もこまめに点検しましょう。
- 耐震診断・建物診断を活用する
- 耐震補強や建物の劣化診断を受けることで、今後の修繕計画を立てやすくなります。
まとめ
マンションの耐用年数は、「〇年で終わり」というものではなく、適切な管理や修繕によって大きく変わります。
- 修繕計画がしっかりしているマンションなら、50年、60年、さらには100年以上住める可能性も!
- これからマンションを購入する場合は、管理状況や耐震性能をしっかり確認することが大切。
長く快適に暮らすために、管理状況や修繕計画を意識して、安心できるマンションライフを送りましょう!
コメント